トランプは交渉が上手なのか?

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トランプ氏は交渉上手なのでしょうか?

北朝鮮が核開発をすすめ、アメリカ本土が射程に入る可能性が現実的になったため、米国は北朝鮮の排除を真剣に考えるようになりました。空母が3隻日本海周辺に集結したりして威嚇したのはその証拠だといくつかネットでも報道されていました。

また経済封鎖も強化し、経済的にも締め上げていきました。

そのプレッシャーは北朝鮮にとって相当なものであったのでしょう。北朝鮮は戦場となる韓国国民の戦争回避感情に訴え、韓国を取り込み、米国に核放棄の可能性をちらつかせて会談を行う意思を伝え、融和ムードをすすめました。しかし、現状では核の放棄を安易に行うのは金一族にとって自殺行為です。できるだけ有利な条件を提示して、核放棄したとしても政権維持、もしくは朝鮮半島統一後の自分達の立場を安全かつできるだけ有利なものにするために、米国を非難してごねて中国にすり寄りだしました。そうすると、トランプ氏は、そんなに怒っちゃっている相手とは会談できないよ、核を放棄したらお金持ちになれるのにね、It’s OK、こっちはやることやるだけだよ、まあまた気が向いたらいってくれといったつれない反応をしました。そうすると北朝鮮はあわてて、ちょっとまってよ条件次第なんだって。と再度トランプ氏との会談ラブコールを送りました。じゃあ、面倒見てやるよと米国が会談に応じそう、というのが今の状況です。

これって、結構レベルの低い心理戦ですね。でも、実際外交って人のやるものだからこんなものなのかもしれません。おそらく北朝鮮は、核放棄をする意思はあるのだと思います。ただし、核を放棄して金一族が抹殺されてしまうのはごめんだという事です。むしろ朝鮮半島統一の英雄として安全を確保し統一後朝鮮の確固たる地位の一つを確約してもらいたいというのが北朝鮮の思惑でしょう。これを中国でなく、米国を第一選択としているあたりができれば自由経済の仲間入りをして、今持っている金一族の財力で自由国家の有力な一族の一人として金一族を変身させたいというのが本音なのかもしれません。

トランプ氏は、おそらく金総書記の心理を読む程度の知性があるのだと思います。彼はよくも悪くも高度な事を非常に低いレベルの話に集約できてしまうことです。結局高度な外交諸事情をいろいろ考えるよりも、個人のメリットデメリットを把握できているので、ある意味交渉上手な才能の一旦はあるのかもしれません。

ただ、問題はその行動原理の根本にあるものだと思います。あからさまに脅す、朝令暮改、けなすなどあまり交渉で必要ない技術を彼は駆使します。これらは、自分たちが相手より圧倒的に上である場合に有効な手段であり、そうでない場合は機能しません。彼の今までの言動からすると、おそらくトランプ氏は自分に権力やお金がある場合は交渉を思い通りに通す能力は高く、そうでない場合はその手腕は疑問なのではないでしょうか?4回破産していることからも、その可能性が高いと私は分析します。また、彼のやり方は、将来の遺恨を残すやりかたなので、自分が落ち目になった時にしっぺ返しを食らう可能性があります。そう考えるとリスク回避の手腕にも疑問がのこりますね。

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