最近IT BOOK (3742) に注目しています。
初めはebook japan などと同じ電子書籍販売会社かと思いましたが、官公庁向けITコンサルティング会社でした。
収益形態の特性上、収益は下期に偏重する傾向があるようです。収益の伸びは素晴らしいものがあり、私は将来性の評価はSランクとしています。(私は株式の評価をB(投資適格)、A(有望)、S(非常に有望)に分けてFollowしています)
ITbookは、平成2年6月にシステムコンサルティングを主たる目的として、東京都新宿区に資本金150万円にて設立された株式会社デュオシステムが前身です。官公庁向けのIT業務が主業務であり、国策銘柄といえます。
主にマイナンバー関係のIT業務を引き受けています。専門性の高い技術者派遣事業が好調です。競合はNTTデータ通信ぐらいでしょうか? 似たようなITコンサルティングはたくさんありますが、官公庁向けというのが特異度が高いです。
民間企業向けのコンサルは初め乗り気ではなかったようですが、結局民間への対応がないとマイナンバーも意味がないですから、民間企業向けのコンサルもおこなっています。
業績の伸びは右肩上がりです。
国策銘柄ですので業績は比較的計算できると思います。
2015年の夏に2000円越えまで株価は跳ねましたが現在(2018/6/14)は650円ぐらいに落ち着いています。月足、週足の遅行線もようやくローソク足の上に出てきており、上昇が期待されます。今は足場固めの段階でしょう。
PERは40と高めですが、業態的には上へ跳ねやすいように思います。
技術的には代表取締役兼CEO 恩田饒氏も「現時点で大手に勝っている」と自信を見せています。
日本国がバックについている業態で先行していますし、IT業務という国に取って経費を削減するわけにもいかない分野を担っています。狭量な競合が複数出てこない限り、上げサインでコツコツ買っていくといいかもしれません。
投資は自己責任でお願いいたします。