私は週足でトレンドを読んでいるのですが、トレンドというのは結局どの指標を基準とするかで判断が変わってしまいます。
私は基本的に一目均衡表の遅行線を一番信頼しているのですが、他の指標で判断することもあります。
例えば日足、週足で下げているとします。
4時間足で幾分戻しがありました。しかし、思っていためどで反落せず、上にさらに戻します。
8週移動平均線が上向き始めました。しかし、24週移動平均と48週移動平均はまだ下げています。
一目均衡表の遅行線もまだローソク足の下にあります。
しかし、ローソク足ではよくみるとダブルボトム形成にも見えます。
こういった、シチュエーションはよくあると思います。
私は基本この場合は、基本的に売りですが、場合によっては、トレンド転換と判断することもあります。
例えば、明らかなダブルボトムや逆三尊を形成して、8週移動平均線を一旦超えて戻した場合は、遅行線がローソク足を上へ突き破る前に、打診買いを行うこともあります。
大事なことは、
➀ 強い反発サインがローソク足で見える事
➁ 明らかな損切ラインがチャートで設定できることです。
明らかに上昇相場ならここを割るのはおかしいというラインが引けないなら、中途半端なエントリーはすべきではありません。
損切ラインさえ、きちんと設定できるなら、より大きな利幅を狙うために、遅行線のローソク足ブレイクや、8MA、24MA、48MA の移動平均線がすべて上向く前にトレンド転換したと、判断します。
週足の遅い線が転換した場合は、結構安心してトレンド転換と判断しています。
これも、ローソク足が遅行線の行く先に空間が広がっていることが強いサインの目安です。
ローソク足が、ジグザグしていて、株価が横ばいだとすぐに遅行線がサイドローソク足を横切ってしまう場合は、トレンドはニュートラルです。どっちに行くという判断はできません。こういった場合も、その前に、明らかな反発サインがローソク足ででているのか? ダウ理論はどうなのか?判断の基準にすることもあります。
トレンド判断は、自分の基準次第でどうとでも転がります。自分の基準をしっかり作って、経験を積むことが重要ですので、いろいろなパターンを覚えていってほしいと思います。