本当に日本は金利が1%上がったら破たんするのか?

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今日は新興市場に資金が戻ってきました。

東京ベースが、+7.13%、NISSHA が +2.30 %、チャームケアが+1.11% 、ITBookが0.58%と保有銘柄はすべて上がりました。+37600円です。

FXは今週はまだ一度もトレードをできていません。

昨日、吉川 洋氏の本の内容を紹介しました。

吉川氏の主張するところは、私が平素より感じている事と一致する部分が多く、やはり日本経済はこのままいくと立ちいかなくなる可能性がでてくるのではないかと強く感じました。

しかし、日銀は出口をとれません。国債を売れば金利があがります。金利が上がれば、日本の財政は立ち行かなくなるという意見とそうではないという意見が分かれているようです。現在日本は債務の償還が14兆円程、利払いが9兆円程です。1000兆円の借金がある割には、少ない利払いですね。これは国債の利回りが限りなく0に近いからです。10年国債でも0.2%程度の利回りしかありませんからね。不動産投資でもし融資を金利0.2%で借りれたら嬉しいですね。

また、財務省の試算では、仮に3%経済成長したとしても、国債の利払いの増加を補えず、財政赤字はさらに悪化します。毎年30兆円ずつ国の借金は増えていきます。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS18H4K_Y5A210C1EE8000/

財務省の出すデータですので、国民の不安をあおって、増税の根拠とする意図はあると思いますが、嘘をついているとも思えません。

いろいろな議論がありますが、今日は財政大丈夫論者の中に、金利が1%に上がっても、。日本の国債の90%は固定金利だ。よって、すぐに利払いが増えるわけではないので破綻なんかしない、という意見があります。これには完全な反論があります。というか、そんなことをいう人は財政が分かってないです。少なくともハイパーインフレで日本はめちゃくちゃな事になる可能性をコツコツと上昇させているのは間違いないのです。

国は満期国債の元本を返金し、さらに上記の利子を支払っています。合計で25兆円程が歳出に計上されています。国の借金は毎年30兆円ずつ増えておりますので、さらに新規に国債を毎年発行し、借金を増やし続けているわけです。国債関連の支払いを含めた歳出が約100兆円(一般会計)、税収が約50兆円ですので、年間50兆円は国債を発行しています。

固定金利だから大丈夫という人は、財務を全く勉強していないです。いや勉強すらしなくても当たり前の事を分かっていないです。おそらく経済学者は財政大丈夫論者もそのような議論はしません。何故なら、金利が上昇した時に困るのは、当然固定金利の部分ではありません。新規発行する国債の利払いが劇的に上昇するのです。各種国債の金利が平均で1%になると、新規国債の利払いは仮に50兆円新規借り入れすると、なんと5000億円の利子を年間で払わなければいけなくなります。現在を0.2%としても5倍です。確実に財政を圧迫します。

また、市場は将来を予測します。ごく短期間で明らかに長期金利を0%に戻すことができる算段ができなければ、国債の暴落を引き起こします。そのサイクルにのったらもうおしまいです。売りは売りを呼び、だれも日本国債を買ってくれなくなり、長期金利のコントロールは不可能になります。

日銀は長期金利はコントロールできると豪語しています。いままでの経済学の常識からは理解できないと言われていますが、何故かそう公言しています。

市場は、信用でなりたっているのです、対GDP比で200%という未曽有の国の借金がありながら、いまだに安全通貨の地位を日本が保てているのは、まだ市場が信用しているからです。信用というのはだんだんなくなるものではありません。著名な経済学者が、立て続けに日本の財政危機の可能性を叫べば、それなりの根拠があれば、それだけで信用を失うには十分です。最近は米ドルも安全通貨として認識されているような為替の動きをしています。

少し信用がなくなり、長期金利が1%になれば、その後のシナリオをまず確実に上記のように予想する人が大勢を占めるものと思われます。米国の様に2%や3%になったら、もう止まらないでしょう。

日本は金利を大きく上げる事はできません。つまり不況になっても有効な金融政策は打てません。ヘッジファンドなどは、虎視眈々と日本の暴落を狙っていると思います。

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