年功序列が日本の劣化を速めている。公平な競争しませんか?

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年功序列というのはもう時代にそぐわないのではないかと思います。

「先輩のいう事だから理不尽でもしょうがない」とか「俺が先輩なんだから言う事聞け」という自分で考えることもコミュニケーションも放棄した人間関係もよほど特殊な状況でもない限り有害無益となってきています。

おそらく日本人が努力の割にどんどん貧困国になっている大きな原因の一つではないでしょうか?

年上に盲従したり、年功序列を優先するデメリットは相当大きなものがあると思っています。

まず、人材評価が大きく歪みます。年齢ファーストな考え方をする人は、まず人の評価に年齢という全く能力に関係ないバイアスがかかります。同じ程度の評価の人間が二人いた場合、若い人間を選択するならまだわかりますが、年功序列、先輩後輩関係優先社会では、「あの人が年上だから」と同じ能力の場合は年齢が上の人間出世します。これは非常に効率の悪い人事です。なぜなら、その年齢が上の人間はそれまで若い人に比べて切磋琢磨する時間があったはずです。それなのに若い人間と同じ能力という評価なわけです。普通に考えて若い人間のほうが伸び代がありますし、若くして年配の人同様の能力を獲得したのであれば、メンタル的にも有望なはずです。

それに伴う、有能な若手からの成果が消失します。そんな人事をみていたら、確実に若手のやる気はなくなるでしょう。ただ長くいるだけで、能力のない人が出世するわけですから。また、能力の高い若手が能力の低い上司につくととんでもなくフラストレーションがたまりますし、能力の低い上司は能力のある若手のいうことは理解できないでしょう。まず確実に軋轢が生まれると思います。かなり能力の高い人間は、会社を去ってしまうでしょう。場合によっては日本から去ってしまいます。また、有能な若手が残っていても、能力が発揮できなければやる気を失い、劣化していきます。その若手が、上に立つ頃には相当劣化していることでしょう。本来その若手から得られるはずの成果はまったく会社はえられないことになります。

米国は能力優先主義がもっと徹底しています。能力が利益を生み出すことを知っています。どちらかというと、能力のある若手を排除するより、積極的に取り込もうと動きます。だから、人種も年齢も関係なく政府要人や企業のTopに若い人間が多いのです。

トランプにしても、娘婿のクシュナー氏を徴用していますが、彼の年齢を理由に不適格という人はいません。面白く思わない人がいても、相当優秀な人間と認知されており、特に違和感はありません。これを日本でやったらどうでしょう? 安倍首相が、自分の息子が自他とも認めるかなり優秀な人間だった場合、それを理由に要職につけたらものすごい非難が起こるような気がします。能力を見ずに議論するとそうなります。そもそもそんな事態自体が起こりえませんが、米国とは全く反応が違うでしょう。

特に企業より、政治、官僚、医者、非営利法人といった、能力がすぐに利益に直結しないように思われる組織で年功序列の弊害は大きいように思います。企業はグローバルに競争しなくてはなりませんから、そんなことは言ってられないのです。これらの世界のTopの年齢が異常に高く、40歳でまだまだ若手とかいっているかぎり、日本の劣化は止める事ができないように思います。

年長者は、その経験や磨かれた深みのある人柄がある場合に尊敬されるべきであり、ただ年をとっているから尊敬されるわけではありません。後輩のくせに生意気だ とか、 後輩のくせに目上に向かって失礼だ、とかいうセリフを言った時点で、その人は尊敬に値しない人間と思います。年長者も公平に、下の人間との競争にさらされるべきなのです。日本がうまくいったのは、戦後と、明治維新後ですが、どちらもかなり若い世代が主役になった時代です。年寄だけの時代は落ちていく一方なのです。

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