GPIF の溶けた年金問題に思う、長期投資の初歩の初歩

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GPIFの年金が15兆円減った事で大騒ぎしているようです。

従来通り債券で運用していたらよかったのにと言う主張が多いですね。

最近、出口ねーんじゃね?

とうことが徐々に話題になっている日銀の異次元緩和もそうですが、投資家からすると、「はぁ?」 という 話です。

今更非難する人はGPIFのポートフォリオ見たことありますでしょうか? どういう種類の運用か知っていますか?

GPIFのホームページを見て理解しようと今までにしたのでしょうか?

GPIFは 日本株:外国株:日本債券:外国債券 = 25:25:35:15 の比率で運用しています。

手法は インデックス投資です。 世界の主要指標に投資するわけです。管理コストは極めて安いはずです。

個人で最近流行りの ノーロード型インデックス投信を毎月積み立てるのと一緒です。

私は外国株式と国内外REIT で毎月積み立てています。

さて株式:債券 = 1:1 ですが、

これは積極的にリスクを取っているのか? というと、 年金という原資を減らしたくない資金を扱っている割に普通にリスク取っているなという程度です。ごくごく普通でしょう?

アセットの比率も平凡でこんなん決めるのにGPIFの役員に給料払う意味がわからないですね。ほぼ実働0円で私なら決めてあげたのに(笑)。

保守的なら債券が7-8割、リスクをとるなら株式を7-8割にするのが普通です。

さて、当然リスクを結構取っているわけですから、GPIFの比率でインデックス投資したとして、どれくらいの損失を最大覚悟すべきかというと、3から5割でしょうね。

そんな事は初めからわかっていたことです。15%でうだうだ言うなら初めからやるという選択肢はない。また、暴落期間中に原資を減らしていては勝てるものも勝てません。利益に応じた支給にしなくてはなりませんので、損が出たら当然支給はいっとき減ります。そのかわり利益が出ると支給は増えます。それだけの話です。世界経済はまだま膨張しますし、インフレになり続けるでしょう。個人的にはリーズナブルな選択であったと思います。

どうせもう公的年金制度は破綻しています。

もし、よりディフェンシブな運用にするなら、債券のみとすればいいと思います。しかし、債券なら長期的に安心か? 答えはNoです。日本国債は日銀が破綻したら暴落。最悪紙くずです。海外債券も、実は超長期に運用すると、リターンは株式より低く、リスクはだんだん上昇して株式と大きな違いがなくなるとの意見もあります。(私はそういう考えもあるのなら20年以上運用する資金は全部株式市場に投入した方が良いと考えて外国債券投資はやめ、全て現金化したものをFXトレードの原資としました。結果的には今のところは大成功です。)

そういうこと、きっちりメディア議論したでしょうか? そもそも政治家は知っていたのでしょうか? ゴールデンタイムで議論すべき話ですが、見たことないです。国民も今更怒る前に無関心でデモの1つも大々的に起こさなかったのを反省すべきでしょう。そんなことも知らずに?想像もせずに、GPIFの運用を認めたのであれば、この国は救いようがないのではないでしょうか?

ちなみに長期投資の観点でいうと、下がったから積立をやめ、上がったらやっぱり買わなきゃという態度では、ダメ投資家の典型です。確実に証券会社の養分です。やるなら、もう絶対資産が半分になろうが続ける! その覚悟がないなら長期積立投資などすべきではありません。

長期投資の初歩の初歩ですから。

最近のGPIFに対する議論を見て、ちょっとうんざりしましたが、自分はiDeCOや積立NISAでコツコツやるだけです。最悪一円も国から年金が出なくても生き残ってやる覚悟です。

長期積立投資は勝率の高い手法ですが、メンタルコントロールのできない奴に投資やトレードは無理です。

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