投信とETF投資の基礎

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私は投資信託の積み立てを資産形成の基盤としています。
投資信託を通じて、世界中の株式、債券、不動産に投資可能です。
世界の市場はまず確実に膨張していきますので、信託報酬の最低レベルのノーロード投資信託の長期保有で負けることはまずないと考えています。

貯金ではなく投資信託やETFを積み立てる事が大事である理由
➀ 1000万円以上事実上保証される:
貯金の場合は1銀行当たり1000万円までしか保証されませんが、仮に投資信託にたずさわる各機関が破綻したとしても、投資家が預けたお金は、投資額にかかわらず制度的に守られるようになっています。投資信託は証券会社が破たんしても価値がなくなることはありませんのでむしろ貯金より安全です。
➁ 外貨建てのインデックス投信やETFを積み立てることで外貨預金と同じ為替分散効果がある:
現在日銀が前例のない大規模金融緩和を行っています。これは大いなる実験であり、世界中が注目しています。しかし、日銀の思惑通りには全くことが運んでいません。メディアがなぜ積極的にこのことを議論しないのか全く理解できませんが、もし長期金利が1%上がってしまったら、日本の財政は破綻する可能性が高いです。日銀はドキドキしながら一生懸命金利を0%に張り付けようとしているのです。こういう試みを日本という大規模な先進国が実験的に行っているわけです。日銀が金利をコントロールできなくなったと市場が見定めたら日本財政は頓死する可能性も否定できません。日本財政が破たんするとハイパーインフレです。日本円の価値は一気に凋落し、借金はほぼ帳消しになりあすが、貯金の価値もなくなってしまいます。貯金が10億あろうが、20億あろうがただの紙くず同然になります。こんな時代に日本円のみで資産運用するのはあまりにリスクが高いと私は考えている為、証券など換金性の高い現金相当試算は円:外貨=1:1での保有を目標に投資信託を積み立てています。FXもやっていますが、まだ実験段階ですので、現時点では投資信託による外貨獲得がメインとなっています。ノーロードですので外貨獲得コストが信託報酬分のみです。外貨預金に対してかなりコスパの良い外貨獲得手段と言えます。
➂ 運用コストが安い:
通常の株式に比べて保有コスト、売買コストがかかりますが、最近は保有コストはかなり低価格化していますし、売買コストも0円のものが多くあります。全世界に投資すれば、基本的に2%以上の成長は見込めます。現在信託報酬は外国株式で0.2%ほど、新興国株式でも0.5%を切るものもでてきています。つまり長い目で見ると保有コストは十分値上がり益で補えることになります。上記の様に売買にかかるコストはノーロード投信なら0円です。ETFでは株式同様の売買コストがかかりますが、信託報酬は投資信託より安いです。外貨を普通に外貨預金で獲得するとかなりの為替差額が売買時に生じます。
➃ インフレヘッジになる:
通常の外貨預金ではインフレヘッジになりませんが、株式や債券やREITに投資することで市場の成長の恩恵を受けることになります。世界市場はインフレする一方であるのが普通ですので、インフレ分以上の利益をだし、かつ外貨建てで資産を保有することが大事になります。
➄ 確定拠出型年金(iDeCo) で節税できる:
これは非常に重要です。確定拠出型年金の携帯で積み立てることができます。私はSBI証券で積み立てをしています。幾分のコストがかかりますが、節税効果で十分相殺できます。私は貯金するくらいなら少なくともiDeCOは税金控除限度額上限まで使用しない理由がないとさえ考えています。

投資信託のメリット、ETFのメリット
投資信託のメリット
少額から投資できる。ノーロード投信(売買手数料0)がある。自動積立できる。複利効果がある。
ETFのメリット
機動的に売買できる。信託報酬が安い。

私の投資信託・ETF積み立て方針
私は基本的に、ノーロードインデックス投信に投資しています。日本株には個別株に直接投資しています。外貨建て資産を増加させる意味もありますので、外国株、外国債券、外国REIT投信を積み立てています。現在は投信で十分低コスト化できていると判断して、私はETFは購入していません。
資産が少ないうちは、少額で毎月積み立てられ、複利効果のある投資信託を買いながら、株やETFを売買して値上がり益を得るという手法にならざるを得ないと思います。外貨獲得手段の意味も強いので、基本売ることはありません。どの外貨で運用する投信か確認しておくことは重要と思います。
私は投資信託を毎月収入の5分の1ほどを毎月投資信託購入にあてることから投資を始めました。日経平均が14000円ぐらいの頃からと思います。最近は仮想通貨や金にも投資を分散しており、収入の10分の1程に毎月の投資額は落ちています。毎月積み立てのリスク削減効果は高く、最近日経平均が24000円台から20000円台前半に落ち込んだ時でも+8%ぐらいの含み益があり、最近は暴落でもマイナスに落ち込むことはありません。長く積み立てているからこその効果だと思います。最近ようやく、積み立て額1000万円が見えてきました。

私のおすすめ投信
私は投資信託は売買手数料0のノーロード投信しかおすすめしていません。いわゆるパッシブ運用です。
アクティブ投信は維持手数料が高く、それを超える運用成績をださないといけません。アクティブ運用は日本株で行っており、基本貯蓄の代わり、外貨の確保という役割を投資信託に求めていますので、できるかぎりリスクを取りたくないのです。世界経済は長い目で見れば、まだまだ膨張するしかない(インフレになる)と考えていますし、おそらくその見立てに間違いはないと思いますので、20-30年スパンで考えるとまず負けることはないと考えています。
インデックス投信の実質コストは下記のサイトを参考にしています。
http://longinv.blog103.fc2.com/blog-entry-1775.html
私は、下記の投信に分散投資しています

ニッセイ外国株式
ニッセイ外国債券
ニッセイJ-REIT
SBI EXE-i 新興国株式
SBI EXE-i グローバル中小型株
SBI EXE-I グローバルREIT
三井住友Tグローバル(ヘッジ)
三菱eMAXIS 新興国リート
野村 Funds-I 新興国債権
これに加えて、金 に 毎月投資額の5%、仮想通貨に150万円程投資しています。仮想通貨はすでに80万円~90万円程回収税込みで済みです。

資産運用はアセットロケーションが大事です。アセットロケーションについてはまた後日開設ページを追加するつもりですが、下記のサイトで期待利回りが計算できます。なかなかいろいろ考えるのは楽しいです。
https://myindex.jp/user/myaa.php
資金の少ない人が長く運用するなら、債券や金はなく、株式やREITだけでもよいかもしれません。株式だけでもよいです。ただし、日本株、外国先進国株、新興国株にかならず分散させることをおすすめします。
私の積み立ての目標アセットロケーションは以下の通りです

海外先進国株 31%
新興国株 7%
海外先進国REIT 10%
新興国REIT 4%
日本REIT 4%
海外先進国債権 28%
新興国債権 5%
金 4%
日本株 7% (日本株だけ個別株でActive運用)

わたしはこれに不動産投資、仮想通貨投資、FX取引を組み合わせています。
不動産投資は資産増加を加速させるツールで、個別株とFXは遊びに近いですが、うまくやれば売買で投資資金が増えるので、真剣に取引を勉強しています。

投資信託の売り時: 
投資信託は現在の仕事をリタイアするまでは基本的に売りません。貯金と同様の扱いです。
リタイヤ後、相場が過熱する場合はある程度の上昇時に適当に売却しようと思います。
それ以前い売るとすると以下の場合です。
1)現金が必要なとき。
2)日本がデフォルトし、急速な円安進行後落ち着いた時。
3)ETFへのリレー投資を行う時: 100万円以上で行った方が売買手数料負けしないのでよい。タイミングとしては、現金化対象投信の損益がプラスマイナス0の時が課税されないので、Best。ただ、現在は投資信託が低コスト化してきており、よほどの資産がない限りメリットは大きくないかもしれないです。

ETFについて注意点:
ETFは取引性質上、投信よりは株に近いです。動きが緩やかで個別株よりはリスクが低いです。
海外ETFは税金が2重にひかれる(香港、アイルランド、ルクセンブルク等は売却益・分配金共に無税)ので注意が必要です。自国で確定申告して確定申告で外国税額控除を受ければ海外に支払った分は還付されます。投資信託より手数料は安いですが、税金対策がめんどうなのを覚悟しないといけません。NISA使用時は米国籍ETF等は配当受け取り方式で税率が変わるので特に注意が必要です。
通常の時価総額Weight のIndex ETF より等金額Weight のETF の方が圧倒的にパフォーマンスが良いといわれます。等金額weightのETFや投信が出たら、即そちらに変えるべきと考えてはいます。Ex. Guggenheim S&P 500® Equal Weight ETF etc

NISA口座:
積み立てには換金期限のないNISA口座を使用すべきと思います。限度額が少ないのが難点です。
換金した時に一律約21%(2018/5/5現在)の税金がかかってきます。

分散の仕方:
例えば世界の株式比率に基づくと大体日本株INDEX:先進国株INDEX:新興国株INDEX = 1:7:2 の比率となります。だんだん、日本株の比率は低くなり、新興国の比率は高くなってくるかもしれません。
株式だけでもいいですが、これに債券(世界債券)を組み合わせます。基本は 株式:世界債券=60:40 と思います。
年齢が上がると債券とReitの割合をあげるとよいです。
REIT はRisk 資産ポートフォリオの10%までという話もあるが、実は株と同じかそれ以上ハイリスクハイリターンで推移しています。一部株式の代用として考え株式+Reit : 世界債権(+金)= 60:40とすればよいのではないかと考えています。
株とREITは相関が強いが、全く同じ値動きをするわけではないので組み合わせればリスク減少となります。
世界債権とREITは相関が低いので、REITは少なくとも半々で株と組み合わせればいいと思います。
債券はRisk 資産の (年齢)-10% ~ (年齢)% まで とする考え方もあります。
個人的には積み立て額が数百万規模程度なら全部株式でもいいように思います。
世界債権は為替ヘッジのあるものを選ぶほうがリスクは少ないですが、世界債権は無くてもよいという意見が最近は優勢です。為替ヘッジ70%が最も良いとのレポートが日興アセットから出ていいますので私は参考にしています。世界債権は為替の影響が強く、近年は円安なら日本の景気が良いく、景気が悪い時は円高になります。よって、景気が悪い時はその際の世界債権価格は円ベースで大幅にさがる事になります。リターンはあきらかに海外株式インデックスやリートインデックスが良く、景気の悪い時のリスクヘッジに全くなっていないので、ヘッジなしの世界債権インデックスはほとんど意味がないことになるという意見もあります。また、日本債権インデックスもほとんどが国債です。リスク分散としては持ったとしても少量(risk 資産の5%ぐらいまで?)でよいと思います。私は日本再建はみずほのネットバンキングの送金4回無料を得るために1万円保有しているのみです。

投信・ETF選びで最低限守るべき事
投信にせよETFにせよ、かならず無分配のものを選ぶようにしたほうが良いと思います。分配金は無い方が複利効果を得るうえで望ましいのです。
信託報酬は一番安いレベルのものを選びます(ETFの方が低いですがETFは複利効果がありません)。
運用資産残高の大きい物、流動性の高いものを選びます。
ETFは出来高高いもの、剥離率の低いもの、トラッキングエラーの低いものがいいETFです。
新興国株Indexはコストが高いので、上記よりちょっと割合を減らす方がパッシブ運用になります。
INDEX投信はあまり運用に差がつかないので、結局信託報酬が安く、信頼できる会社の物がよいです。ある程度積み上がったら、売却する場合は信託財産留保額がない方がよいです。長期に保有するなら信託財産留保額がある方が良いです。高額な分配をする投信はさけるべき。基準価格が下がり分配の意味が無くなりやすいです。

海外ETFについて:
私は海外ETFはコストが煩雑で使用していません。
私の理解は次の通りです。(間違っているかもしれません)
特有の手続きを理解して購入すること。最近は特定口座対応するネット証券が出てきたので投資対象としやすくはなりました。
手数料は: 売買手数料+現地手数料(SBI無料、他ネット証券1ドル辺り0.006円が一般的)+為替手数料 の合計です。
100万円海外ETFを購入する場合 1ドル当たり25銭の手数料とすると
為替相場(1米ドルあたり) 為替手数料* 為替手数料率**
100円 2500円 0.25% (10000USD当り25USD)
110円 約2273円 0.23%
120円 約2083円 0.21%
* 計算式:100万円÷為替相場(1米ドルあたり)×25銭(=0.25円)
** 計算式:為替手数料÷100万円
よって 100 万円海外ETFを1$=100円の時に購入すると
1000000/100×0.25 + 1000000/100×0.0006+ 購入手数料
2500円+60円+購入手数料 がかかります。
これに加えて 売却時にも同様の手数料がかかり、海外分の税金還付を受けなくてはなりません。
100万円買付で約5000円のコスト(0.5%)、売るともう5000円のコスト、合計 約10000円(1%)のコストがかかることになります。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)という有名な全世界投資型の低コストETFがあります。VT と私の運用しているニッセイ外国株式インデックスの実質信託報酬差0.2-0.1 =0.1 %です。先の100万円買付コスト1%ですから、0.1% でわると、VTを10年以上保有でようやくトントン。VTの実質コストはもう少し高いことになりますが、結構長期で保有しないと元がとれません。買付で購入手数料0円キャンペーン等を使用する機会があればもっと早くETFの方が運用コストが安くなりますが、あまりに煩雑で、個人的には海外ETFを保有するメリットを見いだせていません。

投資信託からETFへのリレー投資について
わたしはETFに投資していませんので、リレー投資は行いません。すくなくとも、投資信託からETFへリレー投資を行う場合は、では投信売却時に利益に税金がかかるため、かなり長期に保有するつもりで購入しないといけない。また、ETFにすることで複利効果は得られなくなります。分配金がでる場合は分配金課税コストも考えないといけないです。これは大きな問題で、2%毎年分配金が出れば0.4%の投資信託コストと同等となります。確定申告で税金還付を受けないといけないので手続きも煩雑になります。海外ETFは一見低コストで分配金も多いように見えますが、やはり上記の理由と税金納付と、税務の手続き上の理由で個人の片手間投資ではよい投資対象に思えません。またETFはリバランスしにくいです。インデックス投信の信託報酬がかなり安くなってきて今リレー投資を行う理由はほとんどないように感じます。
もしリレー投資をしたいなら、JDR(日本型預託証券)方式の東証上場ETFなら為替コストがかからず、一般の日本株と同じように取引できるのでこれを利用すべきであるように思います。NISAでの買い付け手数料0円であれば、リレー投資のETF売却までのコストは 売り時の売買手数料+投資信託売却時利益・分配金に対する税金のみとなるように私は理解しています(やったことがないので違うかもしれません)。
JDR方式では売却利益や分配金に外国の税金がかかります(米国籍ETFは租税条約の軽減税率が適用され10%)。日本の税金が約20%なので、何もしないとTotalで30%以上の税金が少なくともかかることになります。NISA(株式数比例配当方式)なら日本の税金は免除できるが外国税控除うけられず。そうでないなら、外国税金控除をうけて、日本の税金を通常通り払うことになります(株式数比例配当方式では外国税控除が受けられないから)。よって、もし海外ETFを購入するなら、売却利益と分配利益に外国税のかからないアイルランド籍、ルクセンブルグ籍等のJDR方式の海外ETFをNISA口座で買えばコストが一番少ないのですが、安心して投資できる低コストな対象証券が少ないと思います(iシェアーズ債権等に対象証券があります。下記参照)。海外にETFで投資する場合、投信売却時のコスト・税金、為替手数料、取引手数料、配当金への税金を考えると、10年以上置いておくことが前提であり、機動性をしっかり確保したい場合は、リレー投資はお勧めできないと私は考えています。
いかがでしょうか? 上記の通り、かなり海外ETFは複雑です。私の理解も間違っているところがあるかもしれません。
本業をもっている人にとって資産運用で余計な手間や複雑さはいらないと思います。海外ETFにはあまり手を出さない方が無難なようにも思います。プライベートバンクに加入して、すべて運用や税務を任せられる程のお金持ちになって初めて投資対象になるのではないでしょうか?

*参考
米国籍ETFのJDR形式は 配当金の税金面で不利 http://www.cubmaga.com/dividend/
外国の配当課税がゼロである証券の例:
1361 iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF
1362 iシェアーズ 新興国債券ETF
1363 iシェアーズ 米国債ETF が対象
全て債権なのでスプレッドに注意してください
もし上記三つがアイルランド籍で当地で本当にまったく課税されていないなら、上記三つはNISAで購入すれば課税0と思われる。松井証券なら、一日10万円までの取引なら売買手数料も0円となると思われます。

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